新築マイホームを建設中。
ハウスメーカーとの打ち合わせでフロアコーティングを提案されたけど高すぎない?
この間まで、「この床材は傷や汚れにも強いんですよ」とか言ってたのにコーティング必要なの?
そもそもオプション費用抑えたいのに、いまさらフロアコーティングだと?!
いや、まあ、せっかくの新築だし床はきれいに保ちたいんだけど…
どうすりゃいいんじゃー!
フロアコーティングやる、やらない問題から、ハウスメーカー依頼なのか施主支給的に他の業者の方が安いのか、性能はどうなのか問題まで、一気に押し寄せてきてもう疲れちゃう…
新築建築中のみなさん、こう思っていませんか?
私がタマホームで家を新築中は、まさにこんな気持ちでした。
そこで、ネットで調べに調べて選りすぐりの9社から見積もりをゲット。
さらに、フロアコーティングのサンプルを実際に汚して性能を比較。
我が家は、この値段比較と汚れ実験に勝ち抜いたフロアコーティング会社を採用しました!
このブログでは、フロアコーティングの必要性から、おすすめ業者、実際に暮らしてみた感想まで、どどんとお伝えします。
フロアコーティングでお悩みの方、必見です!読み終わったら、フロアコーティング会社を選び終わってるかも!
そもそもフロアコーティングの必要性とは?
実際に暮らしてみて、フロアコーティングって必要な理由は3つあります。
まず1つめ、床が傷つく問題。
傷というと、まず思い浮かぶのがものを落としたり、子供がミニカーを走らせたとか、
「しまった、やっちまった!!」
と自分でも身に覚えのある傷を想像しますよね。
でも、調べてみると、ダイニングの椅子、キャスター椅子、毎日動かす家具のあるところに細かい傷が毎日ついていき、半年や一年で目に見えて床がハゲたというグログをたくさん見ました。
実際に私のまわりでも、会社の同僚が新築から5年でダイニングテーブル周りの床がハゲまくりで見た目が汚くなった…という話を聞きました。
あれ?床って毎日のちょっとしたことで傷ついていくんだ、しかも数年のうちに見た目にわかるほどハゲるんだ、って意外じゃないですか?
せっかくの新築、しかも35年もローンがあるのに、たった数年で床がハゲるとか、ぐ…心折れるな…と思ったんですよね。
床材メーカーのHPには、一般の木質系フロアーと比較して傷や汚れがつきにくいと書いてあるので、最初はフロアコーティングなしでも最近の床は強いのかな、なんて思ったときもありました。
しかし、床材メーカーダイケンのショールームでも、「椅子の足は保護して下さい。」「傷つきそうなところにはマットをひいて下さい。」と言われ、
「ショールームで保護してっていうほど、やっぱり床は傷つくものなんだな」と妙に納得。
正体不明、謎の一般の木質系フロアーよりは強い床だけど、フローリングの限界点はそこまであがっていない、というのが現実のようです。
というわけで、フロアコーティングが必要な理由①は、フロアコーティングをすれば新築のきれいな床を毎日の生活傷から守れるので、35年ローンでも心の平穏が保たれるからです。
2つめ、掃除が楽になる疑惑。
毎日の生活で、どうしても床って汚れますよね。
ダイニングで子供にまだ食べていない皿をひっくり返された、おもらししてる!
こういうおうちの中の大規模災害でももちろん床は汚れますが、知らない間にご飯が飛び散っていたり、床に足跡がついていたり、毎日の暮らしでも汚れが積み重なっていきます。
実際我が家も、気づいたらキッチンの何かの汁がべチャッとしていたり、私が女性にしては汗っかきなせいか、夏になると皮脂汚れか?!というような床のべたつきが発生します(大人のくせに裸足で歩くのが原因だけど…)
とはいえ、子供がいれば裸足で走り回るし、猫がいても歩き回るし、床の汚れは避けようがなく、必ず掃除をしないといけません。
フロアコーティングをしていると、こういう汚れがクイックルワイパー的なもので簡単に落ちるようになります!
「まじかよ、すげーじゃん!掃除が楽チン!」
と、この事実を知りフロアコーティングやった方がいい派になったのを思い出します。
実際に、フロアコーティングのサンプルを汚して見ると、確かに汚れが落ちやすい。
暮らしてみても、基本的に水に濡らしたティッシュとかで拭き取ればOK。
本当に楽。
正直、アパート時代には、床掃除なんてたまの掃除機のみ、汚れが気になっても見ないふり…
なんて生活だったけど、床掃除が簡単すぎて掃除をやる気になる→家がきれいになる→最高!
家が清潔ってだけでこんなにも人の気持ちは変わるのねって感じです。
だから、新築するときにちょっと高めなオプションだけど、掃除が楽になってハッピーに暮らせるってだけで私はフロアコーティングの価値があると思います。
さらに、フロアコーティングで水濡れへの耐性もあがるので、ちょっとした水害なら乾いたタオルで拭けば一瞬で処理終了、まったく浸み込まないってのも良いポイントです。
3つめ、床が滑りにくくなる疑惑。
フロアコーティングを考えるまで、床の滑りやすさなんて考えたこともなかったですが、フローリングって意外に滑りやすいって知ってました?
私は、今までのアパートはクッションフロアだったり、ほぼ廊下のない間取りでラグを敷いていたりして全然気づきませんでした。
フロアコーティングをすることで、床が滑りにくくなるので、子供やお年寄り、ペットのいるおうちでは、安全に暮らせるようになります。
どこかのメーカーで、床材を滑り台のようにしたときに、フロアコーティングなしだと歩くぬいぐるみが滑ってしまうけど、フロアコーティングありだと一歩一歩あるくという実験をしていました。
フロアコーティングのサンプル品を指でこすってみても、キュッと止まる感じがフロアコーティングのありなしでかなり変わります。
たとえ今は大人だけで滑りが気にならなくても、長く暮らしていく中で怪我をするときもあるかもしれないし、いずれは年を重ねていくことを思うと、滑りにくい安全な床にするっていうのも大切かな、と思いました。
つまり、フロアコーティングの必要性は、①傷がつきにくくなる、②掃除が楽で暮らしが快適になる、③滑りくくて安全な床になる、という3つの理由があります。
フロアコーティングのデメリット
フロアコーティングの必要性についてはわかったけど、デメリットはないのか?
お値段高いし、後悔したくないぞ、と思いますよね?
フロアコーティングのデメリットは、この3つです。
①とにかく値段が高額になりがち、②業者によっては高い割に効果がいまいち、③傷につよいとは言え傷はつく
次の項目で詳しく書きますが、家全体にフロアコーティングすると、安くても20万、高いと50万円ほどかかります。
さらに、フロアコーティングサンプルを汚してみて気づきましたが、汚れの落ちやすさはメーカーによってかなり違って、コーティング効果があまり感じられないものもありました。
また、机の角、缶ジュースなど、「あ、やっちゃったな」という重いものを落とした時の傷は、コーティングをしても傷はつきます。
こういうやっちまった傷は仕方のないことと思って、自分で直すのかそれも保障してほしいのか、フロアコーティングに求めるレベルを決めておくと納得できる業者を決められます。
私は、やっちまった傷は自分で直すことにして値段重視で選ぶ、と決めました。
やっちまった傷も保障したいとすると10万円近く値段が変わったので財政的に無理だっただけですが…
これらのデメリットがあるからこそ、効果を感じるフロアコーティングをするためには、業者選びをしっかりすることが重要です。
どこの業者も同じような薬剤でやってるんじゃないの、と思いきやフロアコーティングにはUV、ガラスなど種類がたくさんあり、さらにその中でも各社様々な特徴をもった薬剤を使用しています。
サンプルを比較すると、コーティングの厚み、触った感じが明らかに各社で違いました!
また、施工して終了!ではなく、保障の内容、期間も業者によってかなり違います。
デメリットを克服するために、次の項目では、フロアコーティング業者を見積もり価格と性能で比較します!
フロアコーティング業者を見積もり価格と性能で比較!
我が家ではガラスのフロアコーティングを採用することにしたので、ガラスのフロアコーティングの施工会社9社から見積もりをとりました。
性能と保障を比較してよかった会社3選を発表します。
ガラスを選んだ理由と9社すべての見積もりと保障サービスの比較は、こっちの記事をクリック!
価格の安さ部門1位:S-STYLE(商品名:プレミアムコート)
¥193,105円(2,033円/m2)、保障20年、新築割引あり、水回り防カビコートと玄関コートサービスあり
とにかく価格が安かったです。
保障もガラスコーティングの最低限の20年付きですし、硬度9H以上で最高レベルの傷への耐性があるようです。
(硬度は床の硬さで数字が大きいほど硬くなり、9Hが最高です。)
ハウスメーカー提携のタマリビング経由でフロアコーティングをすると¥475,000だったので半額以下になり、かなり驚きました。
あまりにも安くて魅力的だったので、サンプルを入手し汚したり傷をつけてみました。
保障の長さ部門1位:GOOD LIFE(商品名:クリスタル)
¥421,850円(4,440円/m2)、保障35年
保障が35年もあるのは、GOOD LIFEだけでした。
保障の長さから、フロアコーティング技術への自信を感じます。
割引サービスなどは見つけられず、お値段はハウスメーカー提携よりは安いけど比較した業者の中では最も高かったです。
ただそれだけに、性能の良さは伺えます。
サービスの良さ1位:もりのしずく(商品名:ナノピークス)
¥370,500円(3,900円/m2)、保障30年、紹介、新築割引などで合計35%OFFしました。
もりのしずくのすごいところは、「やっちまった!」という傷も保障してくれることろ。
これ本当にすごいです。
他の普通のフロアコーティング会社は、コーティングのはがれなど、自社責任のあるところしか保障していないのに、もりのしずくだけは私たちがものを落としてできた傷も保障の中で無料で直してくれます。
お値段はお高めだけど、ハウスメーカー提携よりは20%くらい安い、保障も30年。
お金に余裕があったら、採用したい会社No.1です。
番外編保障長いのに安いバランス型:ハートフルコート(セラミックガラスコーティング)
¥260,920(2,747円/m2)、保障30年、先着割引あり
どの項目でも1位にはなれなかったけど、お値段が控え目なわりに保障期間が長いバランス型です。
ハートフルコートが所属しているM&Mという会社は、やたらとフロアコーティング会社を乱立させていて、グリーンコート、コート99、フロアコートプロとM&M本体を含めて合計5社あります。
会社によって、キャンペーン内容が違うので比較してみるとおもしろいかもです!
我が家が見積もりしたときには、ハートフルコートがいちばん特典多かったです。
ちなみに、M&Mのどの会社と契約しても施工する人は同じところから派遣されるそうです。
私は、価格を優先しつつ、性能や保証期間もほしいというタイプなので、ここれ入手した見積もりと別記事に書いたフロアコーティングサンプルを比較した結果、ハートフルコートと契約をして家中ぜんぶ施工してもらいました。
フロアコーティング実際暮らしてみて後悔してる?
私は、フロアコーティングをやってよかったなと思います。
入居して半年ですが、生活傷はまったくなし、キッチンよごれ、足跡汚れどれも簡単に落とすことができて、きれいな家を保つことができているからです。
机を床に落としてしまったことがあり、入居半年にして早速傷がついてしまい、傷も保障してくれる「もりのしずく」いいなあ、なんて思うこともありますが、傷は100円均一やホームセンターグッズで自分でも隠せるし、お金もセーブしたかったので納得しています。
他のフロアコーティング会社いいなあと思うことはあっても、やらなきゃよかった…と思うことはないので、ハートフルコートさんに良い施工をしてもらったんだと思います!
フロアコーティングにまだまだ悩める方は、お金、性能、見た目の優先順位をつけると自分にあったフロアコーティング会社が見つかると思います。
私が最後まで悩んだフロアコーティング施工会社は、サンプルを入手して比較も行っているので、この記事を読むと自分の選んだ施工会社にさらに安心感が得られると思います。
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