夢のマイホームを契約して、仕様の決定をしていくのって楽しいけどちょっと疲れますよね?
部屋の中でも大きな面積をとる床材は、失敗したくない!
でも、実際の床材を手に取って決めたいと思っていても、ダイケンのショールームは遠すぎる、時間がとれない!
それでも迫ってくる仕様決定の期限…
実際、私が新築の家づくりをしている時も、時間がなさすぎて「えいやっ」と適当に決めたくなるときが何度もありました。
そんな時間がとれない、でも妥協はしたくない新築計画中の方に、少しでもダイケンショールームにいった気分になる記事を書きたいと思い、私がダイケンのショールームへ行ったときのレポートをします。
ダイケンショールームで見た!床材
お姉さん
ダイケンで扱っている床材はフローリングです。大丈夫ですか?
めっちゃ丁寧。
大丈夫です。さすがにフローリングだってことは知っています。
こんなに丁寧に教えてくれるダイケンの担当者さんの案内でショールーム見学!
ハピアフロアベーシックとトリニティを見学しました!
ハピアフロアベーシック
まずは、ザタマホームで標準仕様だったハピアフロアベーシックから。
ハピアフロアベーシックはダイケンの中で、一番安い床材でした。
ハピアフロアベーシックの機能には、「傷や汚れがつきにくい」と書いてあります。
ある程度の生活の傷、汚れは実験を行って耐久性を確認しているみたいでした!
しかし!
いすや机には床を保護するものをできればつけてください。
いくら傷に強いとはいえ、傷はつきます。
マイホームハイの勢いで、「ダイケンの床材は傷に強いって言ってるから大丈夫なんじゃなーい?」なんて、
保護マットやめるのはダメだ、としっかり言ってもらえてよかったです。
実際に、床が強いと言われているのを信じすぎて、床の保護を何もしなかった新築5年目のお友達のおうちはもう床が剥げてきて傷だらけだ、と言っていた(どこの床メーカーかは不明)のでいくら傷に強いとはいえ、予防は大事ですね。
ハピアフロアベーシックのおすすめポイントは、建具(扉や巾木など)と全く同じ色合いを選べるというところ。
どんなにセンスがなくても、床と扉の色が一緒だと統一感のある部屋になりやすいので、ハピアフロアベーシックはおすすめだそうです!
ハピアフロアベーシックの弱いところは、他の床材に比較したらいわゆるフローリング、普通の床って感じの見た目になるところ…。
実際に、我が家ではハピアフロアベーシックを使用していますが、美術2の私でも建具と床で統一感ある部屋になっています!
一方で、遊びに来た友達に「この床材ステキ!」なんて床を褒められた経験はゼロなので、見た目のかっこよさ、高級感はハピアフロアベーシックにはありません…。
トリニティ
ハピアフロアシリーズですが、ベーシックよりも高級なトリニティ!
フローリングなのに本当の木のような見た目、質感になります!!
写真じゃ伝わらないんですが、床材を触ったときの感じがもう本物。
「え、これでフローリングなの?」
て思いました。
どうして、こんなに本物みたいにできるかというと、本物の木から凹凸や柄を立体的にプリントしているからだそうです。
しかも、ハピアフロアベーシックにあるこの隙間部分、トリニティではそれぞれのフローリングの板を巻き込むように木目が来るので、見た目が美しくなります!
傷と汚れ、値段、そして見た目、何をとっても無垢材よりもトリニティの方がいいじゃん!と思いました。
私は気に入ったのですが、暮らしちゃえば床気にならない!、ということで旦那の許可は得られず我が家はハピアフロアベーシックで暮らしています。
実際に、暮らしてみてハピアフロアベーシックでも気にはならない、でもきっとトリニティなら褒められる床になっただろうなあ、という美しさでした。
ポイントは3色以内!ショールームで色選びのアドバイス
ポイント①使う色は3色以内にする
壁が白の場合は、床色に加えて、扉などの建具、テーブルやカーペットなどの家具を含めて3色以内に収めると、コーディネートしやすいですよ、と教えてもらいました
この写真の場合、床トープグレー、建具クリアベージュ、壁白、なのであと1色くらいはOKです。
ハピアフロアベーシックでは8種類の色味から選択できます
「ダルブラウン」は「ウォールナット」、「ミルベージュ」は「メープル」、「ティーブラウン」は「チェリー」という樹種の色味を目指しているそうです
・DAIKENサンプルを日なたで見るとこんな色感
・DAIKENサンプルを日陰で見るとこんな色感
ちなみにバックは我が家のクリアベージュの床です。
面積が広くなるほど色が濃くみえるので、サンプルクリアベージュよりもバックの方がしっかり色がついている感じがします。
我が家のリビングは、明るくてあたたかみのある空間にしたいという想いで選びました。
まずは消去法!
・ネオホワイトは明るいけど、リビング床にするには温かみに欠けそう
・ティーブラウン、トープグレー、マロンブラウン、ダルブラウンはイメージよりも暗い
(濃い色もかっこいいけど、旦那の好みではない…)
したがって、我が家のリビング床候補はこちら!
・クリアベージュ
・ミルベージュ
・ライトオーカー
ミルベージュとクリアベージュで悩みに悩みましたが、家具とも色が合い、圧迫感も小さそうだったのでリビングはクリアベージュにしました!
明るくてナチュラルな雰囲気になります!
ザタマホームの標準仕様で、床色は二色まで使用可能だったので、寝室は違う色を採用しました。
寝室のコンセプトは、落ち着きのある空間です。
モデルルームで見て一目ぼれした、暗すぎず落ち着きのある絶妙な色合いトープグレーを採用しました!
比較的新しい色で、最近とっても人気の色だそうです。
実際にハピアフロアで暮らしてみたレポートはこちらの記事をクリック!
実は、子供部屋と寝室のある2階は、窓の開口が小さいので明るさ重視でおしゃれにネオホワイトもいいかなあ、と多少迷いました。
しかし、子供部屋も良く考えると寝室としての使用もするので、あまり明るすぎるのもそぐわないのでは?という気持ちになり…
かといって、部屋で過ごすこともある年齢の時には多いと思うので、暗すぎるのも…と思い、悩んだ結果1階リビングと同じナチュラルなクリアベージュを選択することにしました!
ポイント②家具と床との相性
次に家具との組み合わせ!
家具はニトリやIKEAやホームセンターなどで市販のものを置くということを、ダイケンさんにお伝えすると、市販品はライトオーカーに近い色合いが多いですよ、とのことでした
しかし、現状もっているリビング家具がクリアベージュに近い色が多い気がするなあ…と思い、サンプルを家具と比較すると、ほぼクリアベージュでした。
ホワイトのように色が薄い方が、他の家具と合わせやすいという話も聞いたので、迷ったら薄い方にしておくと失敗が少ないです!
ポイント③建具との相性
ポイント①のとおり、使う色は3色以内のほうが初心者には簡単です!
面積も大きいリビングドアや収納のドアは、床と同じ色にするかホワイトにするのがおすすめ、とのことでした。
さらに、リビング収納など壁の大部分がドアになっているような間取りだと、色が濃いものは圧迫感や存在感が大きいので、狭い部屋ではホワイトなど薄い色にした方がいいみたいです!
確かに、友達の家を思い出してみると、収納扉がホワイトの家って部屋が広く、そしてなぜかおしゃれに見えることが多いぞ、という気もします。
我が家も例外なく、ホワイトか床と同じクリアベージュで迷い、実際に見たホワイトの質感がいまいち好みじゃなかったので、床と同じクリアベージュにしました!
もちろん、床と同じ色じゃない扉にするのが悪いことではないです!
たとえば、床色がトープグレーで扉がクリアベージュなど濃い床色×薄い色もおしゃれに見えると思いました。
我が家ではタマホームさんがダイケンのサンプル帳を借してくれたので、色の組み合わせをいろいろと試して考えました。
結局、扉色は床色と合わせてクリアベージュですが、明るくてまとまりがあるので満足しています!
ダイケンショールームで見た!建具と階段デザイン
扉の色とデザイン決め
ザタマホームでは、ハピアシリーズが標準仕様でした。
いちばんデザインが大きく異なるリビングの扉を選ぶと、他の部屋の扉はセットになっていて自動的に決まってくるという仕組みでした。
たとえば、我が家は最後に帰ってきた人も玄関からリビングの明かりを感じられたらいいな、と思い、三日月型に光がもれるリビング扉にしました。
この扉を選ぶと、他の扉は三日月と同じシルバーのラインの入った扉になります。
カタログを見ているだけだと、シルバーのライン入りなのか、単に凹凸だけなのかが全然わからず、印刷カタログとはイメージが違うものがありました。
なので、扉のデザインはなるべく本物を確認して、無理だったら写真でイメージを把握できると安心です。
扉の取っ手のパターンもリビング扉を決めると勝手に決まってしまうので、四角か丸か、こだわりのある人は要注意です!
我が家は取っ手まではこだわらず、単純にリビング扉のデザインの好みだったものを選びました。
トイレだけは、同じ扉に明かりとりの小さい窓がついています。
階段の色とデザイン決め
ザタマホームでは、ハピアベイシスが標準仕様でした。
階段の形状は間取りに合わせて変わるので、ダイケンショールームではデザインを決めました。
階段の色は、ハピアフロアと同じ色合いから選べます。
ハピアフロアベーシックだと階段も同じ色合いから選べるのがよかったです!
我が家では、1階と2階の床色がクリアベージュだったので、階段もクリアベージュにしました。
1階と2階の床色が違う場合は、①1階と合わせる、②2階と合わせる、③階段の途中で色を変える、の3パターンがあります。
もちろん、お好みの部分で色を変えるのがいいと思います。
しかし、床材プロのダイケンさんでは、リビングなどの居住スペースが1階の場合は、階段の色は普段目に入る階段が1階の床と同色の方が馴染むので、おすすめしているそうです。
タマホームのモデルルームでも階段の色を①1階と合わせる、が採用されていて空間のつながりに全く違和感がなかったので、私も1階と合わせるやり方がいいな、と思いました。
階段の色は、床部分(踏板)だけでなく、側板や蹴込板(けこみいた)の色も決められます!
こんなところの色って家づくりするまで全然気にしてなかったけど、蹴込板(けこみいた)の色で階段の印象がずいぶん変わります!
特に濃いめの床の場合には、蹴込板をホワイトにするのがおすすめだそうです!
我が家はクリアベージュなのでかなり薄い床色ですが、見た目が気に入ったので蹴込板はホワイトにしました。
ホワイトじゃなくてシックな色にしたい!など、お好みがあると思いますが、ダイケンでは床色と同じかネオホワイトしか選択できませんでした。
オリジナルな雰囲気をだすには「蹴込板 DIY」で、壁紙シートでブラックなんかにしてもステキですよね!
どんな色がお好みであるにせよ、安易に床と同色でいいや~なんて思わずに蹴込板の色も考えてみると、お家の雰囲気が変わると思います!
靴箱の色とデザイン決め
ザタマホームでは、標準仕様がコの字型1200mm、取っ手のないタイプでした。
標準仕様になっているだけあって、収納力もあり、鏡もあり、玄関を飾ることもできるハイブリットなタイプです。
他にも二の字型、取っ手ついているものなどおしゃれ要素がもっと多いものもたくさん展示してありました。
しかし、狭い玄関に収納もほしいし、多少飾るスペースもほしいと思う我が家にはコの字がベストと思い、標準仕様のコの字を選択。
色は、床と同じ8色+ホワイトとブラックから選択できたので、床と同じクリアベージュにしました!後から思えば、ネオホワイトでもよかったかも…
クローゼット扉
大きさや間取りによると思いますが、ザタマホームの標準では取っ手付きの折れ戸でした。
オプションで取っ手なしにしたり、開口の高さを変更したり、折れ戸や引き戸にできました。
我が家は、標準サイズの収納しかなかったので、何も変更せず。
色は、ハピアフロア床と同じ8色+ホワイトとブラックが選択できました。
まとめ
ダイケンショールームで見た床材、ハピアフロアは褒められ床にはならないけど優秀!
ダイケンショールームで床選びのアドバイス、ポイントは3色以内!
ダイケンショールームで階段、建具のデザイン決め、床色同色かホワイトが無難!
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